國防婦人會映画報 風水害活動編 関西本部

昭和の三大台風の一つ、室戸台風（1934年9月）による関西地方の被害（関西風水害と呼ばれた）に際し、組織的な救護・救援によって知名度を高めたと言われる大日本国防婦人会の活動を、大阪の港湾地域の被災状況や、当時陸軍第四師団長であった東久邇宮稔彦王の視察風景とともに紹介した一篇。慰問品の配給や炊出し、陸軍救護所での救護活動や布団の制作配給など、大量動員された会員によるテキパキとした献身ぶりが強い印象を残す。